ObsidianとYouTubeで英語学習! #1 準備編

昨今では英語などの外国語学習に、海外の映画やドラマを使うという方法もメジャーになってきました。僕も海外ドラマで英語を学んでいる一人です。
ただ映画やドラマはNetflixなどのサブスクを契約する必要があったりして、初心者の方には若干ハードルが高いかもしれません。

そこで「これから映像コンテンツで英語学習を始めてみたい」という方におすすめなのが、誰でも無料で利用できるYouTubeですが、また別の問題が浮上します。

  • 具体的にどうすればYouTube動画を英語学習の教材として使うことができるのか?

この問いに僕なりの答えを提示しましょう。今回の記事ではその準備編として、

  1. 動画で英語学習するための前提条件
  2. 英語学習に使用するYouTube動画の選択基準
  3. YouTube動画のスクリプトを取得する方法
  4. メモアプリ「Obsidian」を使った、英語学習のための環境作り

以上4点を中心にお伝えします。

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前提条件

動画で英語学習を始めるにあたって、条件と言えるほどのものは殆どありません。ただこれだけは先にクリアしておきたいものがあります。それは「中学レベルの文法」です。

例えば「I walk.」と「I’m walking.」の違いが分かるとか「put it on」を「put on」で検索できるとか、その程度のレベルでかまいません。しかしこういった初級レベルの知識が欠けていると、さすがに動画で学習するのはキツいです。

頑張れば1ヶ月もかからないので、不安な方は短期集中で終わらせてしまうことをおすすめします。

YouTubeの準備

英語学習用の動画を選ぶ

それでは準備を始めていきましょう。最初に学習の素材となる動画を選びます。
基本的にはあなたが好きな動画を選んでかまいませんが、スポーツの実況やゴリゴリのファンタジーなど、あまりにもボキャブラリーが偏っているものは避けた方が無難。基準としては、

  • 面白いと思える、関心が持てるジャンルである
  • ちゃんとした日本語字幕が付いている
  • YouTubeの文字起こし機能が有効である (後述)

最初はこのあたりを基準に選んでみてください。僕が今回選んだのはこちら。

ナショジオはちゃんとした日本語字幕が設定されていて、長さも3分と手頃なので、今回はこの動画を例として使用します。

日本語字幕で動画を観る

まずは動画の大まかな内容を理解する、あるいはその動画が英語学習に使えるかどうかを判断するために、日本語字幕で動画を楽しんでください。
どんなストーリーなのか把握できている方が、この後の学習がスムーズに進みます。

始めのうちに大切なことは学習そのものを「習慣化すること」であり、そのためには「背伸びをしないこと」です。

スクリプトをコピーする

選んだ動画が学習に使えそうな内容なら、スクリプトをコピーしましょう。この機能はYouTube標準の機能として備わっているので、他のツールは必要ありません。ただしスクリプトを出力できない動画も存在するので注意です。

① 動画の下側「保存」の隣にある…をクリックして、出てきたメニューから「文字起こしを開く」を選択。ここで文字起こしが出てこなければ、その動画はスクリプトを出力できません。

② 画面右側にスクリプトが表示されます。このウインドウの左端にはタイムスタンプが表示されていますが、今回の作業にタイムスタンプは不要です。コピーする際邪魔になるので非表示にしておきましょう。
「文字起こし」の横にある︙をクリックして、「タイムスタンプ表示を切り替える」を選択。

③ 残った文字を全て選択してコピー。

Ctrl+Aの全選択ではスクリプトだけを選択することができません。マウスドラッグで全選択してください。

Obsidianの準備

ここからObsidianに移動します。ダウンロードはこちらから。(Windows / Mac / Linux対応)

Obsidian: A knowledge base that works on local Markdown files.
Obsidian – A knowledge base that works on local Markdown files.

このアプリについて詳しく知りたい方は、前回までの記事をご覧ください。

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スクリプトをペースト

Obsidianを開いて新規ページを作成し、ページに分かりやすい名前を付けましょう。動画のタイトルそのままでもかまいません。
そのページにコピーしたスクリプトをそのまま貼り付けます。

動画をObsidianに埋め込む(オプション)

これでスクリプトをObsidianで参照/編集できるようになりました。次に動画そのものもObsidianで再生できるように、ページ内に埋め込んでしまいます。

なおこの工程はオプションであり、必須ではありません。要は学習を始める前に、動画再生とスクリプト参照がしやすい環境を整えましょうということです。
あなたの環境に合わせて考えてみてください。

動画をページ内に埋め込む

YouTubeを開き、動画を右クリックして「埋め込みコードをコピー」を選択。

コピーできたらObsidianに移動して、スクリプトとは別の新規ページを作成します。タイトルは何でもかまいませんが、スクリプトのページと同じ文字列を含む方が何かと便利です。ここでは「動画のタイトル (動画)」としておきます。

ここにYouTubeからコピーしたコードを貼り付けると、プレビュー画面で動画が閲覧できるようになります。
ただ大抵の場合、コードをそのまま貼り付けただけでは動画の表示サイズが大きくなりすぎてしまうので、お使いのディスプレイに合わせた解像度に調整する必要があります。

動画のサイズ調整

コードの中のwidth="〇〇"height="〇〇"の数値を変更すると、表示サイズの調整が可能です。ディスプレイがフルHDなら、だいたい720×480あたりが丁度いいかも。

サイズが設定できればもう編集画面は必要ありません。プレビュー画面だけ残して閉じてください。

動画とスクリプトを分割表示する

この時点で、画面には動画のプレビュー画面だけが残った状態。ここにスクリプトの編集画面をプラスして「動画を観ながらスクリプトを閲覧/編集できる」環境を作り出します。

サイドバーからスクリプトのファイルをCtrl(MacならCommand)を押しながらクリック。

すると動画プレビューの右側にスクリプト編集画面が開きます。タイトルバーに表示されているファイルのアイコンをドラッグして、動画の下に持って行きましょう。

これで画面上部に動画プレビュー、画面下部にスクリプト編集画面が表示されました。さらにディスプレイを左右に分割し、片方にWebブラウザを表示しておくと「動画を流す」→「スクリプトを確認する」→「単語やフレーズの意味を調べる」という作業が1つのディスプレイで可能になります。

スクリプトを整形する

では準備の最終段階であるスクリプト整形に移りますが、ここは多少手間のかかるポイントです。スクリプト編集画面を見てみましょう。

YouTubeが自動生成したスクリプトには大文字小文字の区別や、文の切れ目を示すドットやカンマがありません。段落は分かれていますが、あくまでタイムスタンプによって分けられているだけです。
そのためこの状態では、どこからどこまでが一文なのかが分かりません。そこで学習を始める前に、文の切れ目を探してスクリプトを整形する必要があります。

動画を少しずつ流して音声を聴きながら、文を一段落、ナレーションとその他のセリフを一行空けるなど、読みやすく整形しましょう。

整形後のスクリプトはこんな感じになります。

これで準備は完了。

次のステップ

ここまでの作業であなたが選んだYouTube動画は素材となり、動画のスクリプトは手元に収まりました。あとはこれらを使って学習していくだけです。

次回は僕が実践する英語学習の具体的な進め方や注意すべきポイントを、分かりやすくお伝えできればと思います。

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