Android Studioにはデバイスのエミュレータが搭載されていますが、エミュレータでテストするには起動に時間がかかるし、何より画面が広く使えない。ということで、やはり実機でテストできた方がいいのは言うまでもありません。
今回は僕が所有しているHUAWEI製Androidタブレットを使って、実機テストを行うまでの手順をシェアしたいと思います。
実機紹介
今回使用するのはこちら。
HUAWEI(ファーウェイ) MediaPad M5 lite 8-32GB / Wi-Fiモデル[8インチ / メモリ 3GB / ストレージ 32GB] JDN2-W09
2万円で機能はそこそこ。動作に関しては決して100点ではないけれど、値段を考えれば及第点のAndroidタブレットです。
iPadと比べて軽いので、主にKindleなどの電子書籍リーダーとして活躍中。
開発者向けオプションを有効にする
では手順その1。タブレット端末の開発者向けオプションを有効にしましょう。設定アプリを開いて、「システム」→「タブレット情報」をタップ。
タブレット情報画面の「ビルド番号」を連続でタップします。
7回タップすると、画面下側に「これでデベロッパーになりました!」と通知が現れます。
この状態で「システム」に戻って確認してみましょう。
「開発者向けオプション」が表示されました。
USBデバッグを有効にする
手順その2としてUSBデバッグを有効にします。「開発者向けオプション」をタップしましょう。
画面を下にスクロールし、「USBデバッグ」の項目をタップ。チェックをONにします。
確認画面が表示されるので、「OK」をタップ。
これでUSBデバッグが有効になります。
USB設定を選択
続いて手順その3。USB設定を変更します。USBデバッグからさらに下にスクロールして、「USB設定を選択」をタップしましょう。
初期値は「充電のみ」になっているはずです。
これをファイル転送できるモードに切り替えます。ダイアログが表示されるので、「ファイル (MTP)」をタップ。
ここまででデバイス側の設定はとりあえず完了です。
PCと接続
それではPCと端末を接続します。普通にUSBで接続すればOK。初回接続の場合、ドライバのインストールが自動で行われます。
ドライバのインストールが終わればAndroid Studioを起動しましょう。ここでも初回接続時、端末側に「接続を承認するかどうか」のダイアログが表示されるので、承認してください。
端末側で承認すると、Android Studioのデバイスリストに接続した端末が表示されます。
うまく接続できない場合
この時点でデバイスリストに端末の名前が出てこない場合は、もう一度端末側の「USBデバッグ」を切り替えてみてください。
僕だけかもしれませんがこのUSBデバッグ、事あるごとにOFFになります…。
最終確認
デバイスリストに表示されれば、端末を選択してアプリを走らせてみましょう。
実機でアプリが実行されれば成功です。