機能
ファイル名を変更せず、フロントマターに記述された値をファイル名として表示する。
エクスプローラー、検索、グラフビューなど、表示する場所によってそれぞれ表示名を変更可能。
設定
最初に設定から確認する。
基本的に第一候補だけ考えておけば、大きな問題にはならないだろう。これがフロントマターのキーとして設定されている場合、そのバリューをタイトルとして表示するということ。
次の「Rules」は他のプラグインでも見かけたことがあるかもしれない。
【File path rule】Black list modeの場合、記入されたパスは除外される。
【List values】バリューが複数ある場合、何を選択するか。この画面だと最初のバリューをタイトルとして使用する。
最後に画面を下にスクロールして、要素リストを確認しよう。
どこに表示する名称を「title」キーのバリューとするか、その選択肢が並んでいる。
見ての通りかなりの数があるが、この記事では「Search」のみONにして、その挙動を確認する。
使い方
今現在開いているのが「Front Matter Title.md」だとする。
このファイルのフロントマターに「title: フロントマタータイトル」と記入。
Searchで「front matter title」と検索すると、
このファイルも検出されるが、ノートタイトルは「フロントマタータイトル」である。
ちなみに本文から全ての「front matter title」を削除しても、このファイルはヒットする。元々のファイル名も検索対象にはなっているようだ。
ではファイルエクスプローラーではどう見えるかというと、
お察しの通り、「Front Matter Title」とファイル名が優先的に表示される。
デイリーノートなど、ファイル名を変更するにはハードルが高いが、検索では別の名称を表示してほしい場合には便利に使えるかも。
あとはプラグイン作者のように、Zettelkastenの命名規則でノートを作成している方にも。