[MouseGestureL]画面端ジェスチャーを活用しよう!

マウスジェスチャーは確かに便利です。しかし「右クリックしながらマウスを動かす」という動作だけでは、すぐに限界が来ます。

数多くの機能をジェスチャーだけで実装しようとすると、しまいにはこんなジェスチャーしか空きが無いなんてことにもなりかねません。

こんな事にならないためにも、「画面端」ジェスチャーを活用することをおすすめします。

画面端ジェスチャーを作成する

それでは実際に画面端ジェスチャーを設定してみましょう。

ジェスチャー作成

  1. 設定画面を開き、「ジェスチャー」タブに移動します
  2. +ボタンで新しいジェスチャーを作成します
  3. 名称をお好みで決めて「変更」をクリック

新しい空のジェスチャーが登録されます。

画面端トリガの追加

この状態でそのまま画面中央、「トリガ操作の追加」ボタンをクリックすると、メニューが新たに表示されます。

メニューの「画面端接触認識」を選択して、好きな場所を選択しましょう。

ここではまだ、実際に使う動作を決定しません。新しいトリガを登録するだけなので、複数登録したい場合は、この操作を何度か繰り返してください。

今回は画面の左上角を追加してみます。

「トリガ操作」の欄に「画面左上角に接触」という動作が追加されます。

トリガをジェスチャーに登録

  1. 追加された動作をダブルクリック
  2. テキストボックスにコマンドが表示されるので、「追加」をクリック

これで「画面左上角にマウスを移動する」というジェスチャーが登録されました。

移動以外の動作を必要としない場合はこれでOK。「メイン」タブに移動します。

ジェスチャーを追加してアクションを編集する

ジェスチャーの追加

メインページ右側に表示されている「追加」をクリックすると、作成済みジェスチャー一覧が表示されます。先ほど作ったジェスチャーを選択して、リストに追加しましょう。

アクションの編集

続いてアクションの編集。今回は少しだけコードを書いてみます。

新しいジェスチャーを選択して、「アクションスクリプト」欄を以下のように書き換えます(コピペでもかまいません)。他に割り当てたいアクションがある場合は、その動作を入力してください。

;タブを閉じてGoogleを開く
Send, ^w
Run, https://www.google.com/

最後に「更新」ボタンでアクションを決定です。

これでMouseGestureLの設定は全て完了。「OK」を押して設定画面を閉じます。

画面端ジェスチャーを試す

では画面端ジェスチャーのテストです。今回のサンプルでは画面左上角にマウスを移動することで、「ボスが来たボタン」が発動します。

例えばあなたが職場で、何らかのいかがわしい画像を見ていたとしましょう。

けしからんですね。そこへ上司がやってきました。ヤバい!

そんなときには、豪速球でマウスを画面左上角まで移動します。

何も考える必要はありません。とにかく素早く行動しましょう。

すると今まで閲覧していたタブは閉じられ、代わりにGoogleのサイトが開きます。

こんな感じでクリックもキー操作も不要、マウスの移動のみでアクションを発生させられます。もちろんキーやクリックと組み合わせたジェスチャーを作ることも可能なので、ぜひ一度お試しあれ。

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